Flavour Profile:
Citrus, Floral
相性のよい食事:
オレンジソースで食べる豚肩ロースのグリル、フィッシュアンドチップス、アップルパイ
醸造家の声:
イングリッシュスタイルのビールには、ビールが有名な英国ならではの長い歴史と伝統を持つものが多くあります。英国スタイルのビールといえば、モルトの風味が豊かで、色合いも濃く、カラメルのような滋味深い甘さを感じさせるニュアンスがある一方で、ホップの存在感は控えめ。ざっくりとですが、そういった特徴があります。
しかし、今回私たちが造ったのは、そうした伝統的なイングリッシュビールの型を意識しながらも、あえて飛び越えた、現代的な英国スタイルをめざしました。近年では、伝統的なイングリッシュスタイルを得意としてきた歴史ある英国のブルワリーでも、ホップ使いに新しいアプローチが見られます。イングリッシュホップにアメリカンホップを組み合わせることで、より明るい柑橘やフローラルの香りを引き出し、ビール全体を軽やかで鮮やかな印象に仕上げるのです。
京都競馬場から、エリザベス女王杯をイメージしたビールを造ってほしいという依頼があり、あの暑かった夏が過ぎ、晩夏から秋の京都で楽しむのにふさわしい、イングリッシュスタイルとはどんなものだろうと考えました。季節問わずごくごく飲めて、軽やかで爽快、そこに英国らしい滋味深い味わいを感じさせる設計です。
やや淡めの黄金色に仕上げながら、ベースにはイングリッシュモルトを代表するMaris OtterとGolden Promiseを使用。そこに濃色のカラメルモルトではなく、少量の小麦麦芽とデキストリンモルトを加えることで、色を明るく保ちながら、ほどよいボディを持たせました。
ホップは、East Kent Goldingsを使い、親しみのあるイングリッシュホップらしい風味を加えつつ、Saphir、Sterling、Cascadeといったモダンな品種を組み合わせました。これらのホップがもたらす、より明るく柑橘を思わせる香りが、East Kent Goldingsと調和しながら個性を際立たせています。
仕上げにはイングリッシュエール酵母を使用。クラッカーを思わせる柔らかなモルトの甘みと、酵母由来のパンのようなエステルに、柑橘、フローラル、ハーブを思わせるホップの香りを重ねました。主役となるのは、そんな明るく華やかなホップのキャラクターです。
伝統的なスタイルに新しい解釈を加え、古き良きものと新しいものを少しずつ組み合わせる。異なるスタイルの魅力を融合させる。私たちは最先端を追いかけるようなスタイルも造りますが、こうした工夫を要求されるビール造りが大好きなので、今回の一杯もとても楽しみながら醸造しました。
シリーズ:
特別限定
ビアスタイル:
イングリッシュゴールデンエール
アルコール度数:
4.5%
IBU:
20
原材料:
麦芽(外国製造)、 ホップ
ホップ:
EKG, Saphir, Cascade, Sterling
ガスボリューム:
2.5
品目:
ビール
JANコード:
4589718743639
賞味期限:
2027/06/01