Kyoto Brewing Co. - Wholesale

十人十色 -京都編- (10 People 10 Colours - Kyoto Edition)

数が大変限られているため、ご購入は1店舗につき1本まで。

二兎醸造とのコラボ!豪州モルトとホップを使ったエンドレスで飲みたいエクストラペールエール

【味わいの特徴】
豪州のホップとモルトを使った、淡い色味だけど多彩な味わいをもつペールエール
【相性の良い食事】
ラムチョップの香草パン粉焼、海老と白瓜のピクルスのカクテルソース、オレガノの効いたモッツァレラチーズのホットサンド
【名前の由来】
十人十色は、言わずもがな人の数だけ個性があるという言い回しですが、英語でもよく似た"different strokes for different folks"というものがあります。これは民族の数だけ異なる褒め方があるというような意味合いなんですが、日本語の十人十色の響きの方がしっくりくるように感じます。この二兎醸造とのコラボで互いの醸造所の共通点として、異なるバックグラウンドを持った人たちが一緒に働いているということに気づきました。日本人スタッフも国内の方々から集まってきた方も多く、この国の文化の多様性を感じさせます。
【醸造家の声】
長年の友人ですが、ようやく初めてのコラボが叶いました。滋賀の近江八幡にある二兎醸造のショーン(Sean Collet)と彼のチームとは、醸造所が始まる前からの付き合いです。彼らのビールに対する情熱に共感し、親睦を深め、今回埼玉で催されるけやきのビール祭りへの共同出店を機に、ユニークなコラボレーションビール造りが実現しました。

二兎醸造のビールを飲んだことがある方ならご存じのとおり、彼らのビールはオーストラリアの醸造文化に深く影響を受けています。昨年京都醸造が出した六遊記シリーズ豪州の巻の時にも言及しましたが、現地ではアルコール度数によって税率が決まるため、税負担を抑えた低アルでありながらも味わい深いビールがもてはやされています。今回のコラボのテーマにもそうした背景を選びながら、それだけでは面白くないので、私たちなりのヒネリを加えることにしました。

どちらの醸造所もたくさんの種類のビールを造る中で、カスケードホップを多用していることがわかりました。そこで、カスケードとその次に多く使うホップを交換するような形で互いのレシピに組み込みました。麦芽に関しても、京都醸造がセゾンや他の伝統的なベルギースタイルのビールに使う現地の麦芽を二兎醸造が使い、反対に彼らが日常的に使う豪州のベースモルトを京都醸造が使うことにしました。

その”トレード”醸造の結果、5%前後のエクストラ(もしくはホッピー)ペールエールが出来上がりました。豪州の麦芽は、とてもいい感じのクリーンな風味のベースをもたらし、そこにアメリカとイングランドのエール酵母のブレンドが絶妙な働きで、得も言われぬ味わい深さを添えてくれました。煮沸時とドライホップ両方で使ったカスケードホップと二兎醸造お気に入りのヴィクトリアンシークレットが主役級の存在感を放ち、柑橘や樹脂っぽいトロピカルな風味を感じさせます。穏やかで爽快な苦みと軽めの度数がぴったりの底抜けにドリンカブルなペールエール、汗ばむけやきの時期にぴったりな仕上がりです。
スタイル
オーストラリアンXPA
シリーズ
仲間
ABV
5.0%
IBU
30
ガスボリューム
2.4
モルト
Australian Two Row, Vienna, Wheat, Crystal Maple
ホップ
Polaris, Cascade, Vic Secret
酵母
American Ale/English Ale Blend
品目
ビール