Flavour Profile:
花の香り
相性のよい食事:
豚のハニーマスタード焼き、鯛のムニエル・焦がしバターソース、ローズマリーのジェラート
醸造家の声:
気取りのない、素直な香りを持つ野の花を使ったビール造りが好きで、ホップと同じように、花そのものがビールの味わいやスタイルを決定づけることもあれば、さりげないアクセントとして全体を引き立てることもできるところが気に入っているところです。ホップももちろん植物なんですが、ホップだけでは生み出すのが難しい新たな風味を花に求め、その組み合わせを楽しんでいます。
今回のビールには、フレッシュなラベンダーと乾燥ラベンダーをブレンドして使用しました。フレッシュなラベンダーは北海道で栽培されたものを、収穫後すぐに醸造所へ送り届けてもらい、仕込みに使用しています。
ラベンダーには、個性的でありながら心地よい、ハーバルで甘やかな香りがあり、そこに柑橘や松を思わせるニュアンスもほのかに感じられます。私たちは、この香りがベルジャンペールエールと美しく調和するのではないかと考えました。
ベルジャンペールエールは、爽やかな軽めの飲み口が特徴のスタイル。モルト由来のハチミツを思わせる甘やかな風味に、ベルジャン酵母がもたらす甘い果実味とほのかなスパイス感が重なります。それぞれの素材が他とぶつかり合うことなく、それぞれの個性を発揮できる余白があるのも、このスタイルの魅力です。そんなビールでありながら重要視したのは、それぞれの素材のバランスです。ちょうどよい配合を見つけるため、何度も小規模な試験醸造を重ねました。
絶妙なモルトと酵母のバランスの中に、ラベンダーの明るく華やかなフローラル感を加えることで、モルトの甘みをすっと引き締め、爽やかでドライな余韻へと導きました。結果として、より軽快で飲み進めやすい特別なビールに仕上がっています。
こうした花を使ったビールの面白さは、時間とともに味わいが変化していくことにもあります。出来たての頃は、まずラベンダーの明るく華やかな香りが前面に感じられます。そこから時間が経ち、ビールがゆっくりと落ち着いていくにつれて、そのラベンダーの香りがビールの味わいへと溶け込んでいきます。時間とともに表情を変えながら、ラベンダーの魅力をさまざまな形で楽しめる、そんな一杯に仕上がっています。
シリーズ:
KBC2.0
ビアスタイル:
ベルジャンブロンド with ラベンダー
アルコール度数:
7.0%
IBU:
13
原材料:
麦芽(外国製造)、糖類、ホップ、ラベンダー
ホップ:
Hallertau Mittlefruh, Audacia
ガスボリューム:
2.5
品目:
発泡酒
JANコード:
4589718743455
賞味期限:
2027/4/17