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HOP IDOL エガーズネルソン (HOP IDOL - Eggers Nelson)
ネルソンの白ワイン的果実味と、とろりとした樹脂系フレーバーとのコンビネーションが光るWCIPA
南半球から彗星のごとく登場したホップ界の人気者、ネルソンソーヴィン。中でも収穫時期や栽培区画ごとに異なる個性を大切にするEggers Hop社のネルソンは一味違う、と近年ブルワーの間で評価が高まっています。白ワインのニュアンスに完熟果実の濃密な甘さ、そしてダンクな樹脂系のフレーバーが混ざり合い、飲む人のテンションはMAXに。
今回Hop Idolシリーズのステージにあがるのは、クラフトビールファンの中でも特に支持の厚い”ネルソンソーヴィン”です。ただし、今回は普通のネルソンではなく、Eggers Hop Farms(エガーズ・ホップ・ファーム)で栽培されたネルソンソーヴィンを選びました。彼らのネルソン・ソーヴィンは何が特別かというと、一般的に知られる柑橘や白ブドウのキャラクターに加え、よりレジン(樹脂)感があり、パッションフルーツのようなトロピカルなニュアンスを強く持っているのです。同じ品種であっても、栽培される区画や農園が違うだけで、これほどまでにキャラクターが変わるというのに本当に驚かされます。そして、ここ数年私たちが本格的に取り組み始めた、生産される現地へ出向き、ホップを直接選定することの重要性を、改めて強く感じさせてくれます。
このシリーズでは、ひとつのホップが持つ個性を最大限に引き出すことを目的にビールを設計しています。今回のネルソンソーヴィンでは、「Less is more(引き算の美学を表す言葉)」のアプローチを取りました。大胆で印象的なフレーバーだけでなく、繊細で複雑なニュアンスも併せ持つホップだからこそ、ベースビールを過度に盛り盛りにして、ネルソン本来の魅力を曇らせたくなかったのです。
スタイルはウェストコーストIPAを採用し、モルトはノーススター・ピルスナーを主体に、少量の小麦を使用。これにより、軽やかな色合いを保ちつつ、ほどよいボディ感とクリスプでドライなフィニッシュを実現しています。発酵にはパイナップル・パッション酵母を使用し、ホップの上にごく控えめなトロピカルなエステルを重ねました。
ウェストコーストIPAは、ヘイジーなど他の要素に邪魔されることなくホップの個性をストレートに表現できる、本当に優れたスタイルだと思います。クリーンでシンプルなプロファイルながら、思わずもう一杯飲みたくなるホップフレーバーをしっかりと楽しめる、非常に飲み飽きない一杯に仕上がっていますので、ネルソンファンにはしっかり喜んでもらえるでしょう。