Kyoto Brewing Co. - Wholesale
陽の用心 (Solar Alert)
ワンウェイケグ使用のため、空き樽の返送不要。
ガス圧が高めの商品につき、泡を発生させやすくなっています。
提供の際は、細めのビールラインを使用されることを推奨します。(推奨:内径5㎜、長さは5m以上のもの→参考商品)
メキシカンカクテルに着想を得たパイナップルたっぷりの爽快マルガリータゴーゼ
【味わいの特徴】カクテルのマルガリータに着想を得たこの特別なゴーゼは、パイナップル・海塩・ライムから来る甘味と塩味と酸味が絶妙に混ざり合い、最高のひと時を演出する一杯。軽やかで飲みやすくもあり、チリペッパーがほのかなアクセントになり、いつまでも心地よく余韻が残るような印象に仕上げています。【相性の良い食事】甘みのある羊乳のチーズ、BBQスペアリブ、ハーブを効かせたタイ風春雨サラダ【名前の由来】京都京北でビールを造るNude Brewingとのコラボで、向こうはミントチョコレートを思わせるゴールデンスタウト「月の浦」を造りました。少しシックで落ち着いた雰囲気のカクテルをイメージしたビールです。一方でこちらは、日中の砂浜で元気な太陽を浴びながら、さっぱりとした口当たりを楽しむカクテル、マルガリータから着想を得た、パイナップルゴーゼを造りました。ビーチで繰り広げられる男女の駆け引きや浴びせられる熱視線など、少し非日常的な刺激をチリペッパーで表現。その絶妙に溶け合ったフレーバーと飲みやすさで、ついつい飲み過ぎてしまうというところに用心しながら楽しんでもらえたらと思います。【醸造家の声】地元京都の醸造所、Nude Brewingとのコラボでは、元京都醸造のOBで創業初期から醸造メンバーだった上甲さん(通称JK)と一緒にレシピを考えました。
JKとの会話の中で、「それぞれの醸造所でカクテルにインスパイアされたビールを作るのはどうか?」という面白いアイデアが飛び出し、私たちもそれに賛成しました。そこで、Nude側では、チョコレートミントのマティーニに着想を得たゴールデンスタウト、京都醸造側ではパイナップル・マルガリータ風のゴーゼ(Gose)を仕込むことに。
ビールのベースにゴーゼを選択した理由は、このスタイル特有の塩味がマルガリータの風味と相性が良いと感じたから。モルトの設計はシンプルにまとめ、ピルスナー・小麦・オーツ麦の組み合わせで、ほどよいボディを持たせつつ、個性を出すというよりは、クリーンでニュートラルな味わいを狙いました。
さて、カクテルらしさを演出するためにはどうしたらいいのか。
まず、カクテル風味を加えるため、煮沸の段階からいろいろと工夫を行いました。まず、ゴーゼらしさを出しつつ、マルガリータのグラスの淵についた塩を表現するために、海塩を加えました。また、フルーツマルガリータに使われる「タヒン(Tajin)」というスパイス塩を参考に、レッドチリペッパーとワヒーヨチリペッパー(Guajillo Chili)をブレンドし、スモーク感とスパイスのアクセントをプラス。辛くしすぎず、バランスを重視。
ホップは、パイナップルや柑橘ライムの風味をしっかり引き立てるために、Strata(ストラタ)とNZ産Cascade(カスケード)を使用。 そして、発酵過程で、パイナップルとライムジュースを投入し、瑞々しい果物の味わいやフレッシュな柑橘の酸味をプラス、さらにpHを少し下げてよりリフレッシングな印象になるように意識しました。
さらに、熟成過程に自然由来のパイナップルフレーバーを加え爽やかな風味を押し上げ、ワヒーヨチリペッパーを追加投入し、スパイスとスモーク感をより立体的に表現することにしました。
甘味・塩味・スモーキーな香り・スパイスの刺激がうまく混ざり合い、カクテルのように全て一口で楽しめるパイナップルゴーゼ、私たちも本当に楽しんで造りましたし、飲む人も味覚を刺激するユニークな体験ができる、そんな記念すべきコラボ作品になりました。
Celebrating 10 years of friendship with Takumiya!