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【樽限定】颯爽と (Sassouto)

今回レシピを担当したリードブルワー橋本歩さんのインタビュー記事はこちら

酵母由来の穏やかな酸味にレモングラスと岩塩がアクセントになった爽快なゴーゼ

【味わいの特徴】
特殊な酵母が産むキレイな酸とホップから白桃のようなアロマやフレーバーが特徴。アクセントに加えるレモングラスと少量の岩塩がリフレッシングなホッピーゴーゼ
【名前の由来】
誰かがふいに開けた窓から、目の前の風景を一変するような爽快な香りが吹き込む。どんよりとしていた空気を一瞬にしてシャキッと整えるようで、意識がすんと冴えるような心地を覚えた。何の香りだろう、と意識は窓の外へ。そこで初めて多様な庭木や花がさわさわ揺れて、元気な色彩で構成された庭が広がっているのに気づく。
【醸造家の声】
今回、このビールを担当した歩です。私がブルワーとしてクラフトビールの魅力を考えた時、スタイルなどの枠に囚われずに、自由な表現からビールが生み出されるところに醸造の楽しさを感じています。自由さがあるが故に、仕上がりも作り手によって大きく異なりますが、私はビールを飲んだときに感じる”バランスの良さ”や”食事との関係性”を大切にしたいと考えています。

過去に飲食店で働いていた経験から、まだ見ぬ新しい味わいを求めて冒険し、表現したいと思う気持ちで魅力的な副原料を使用したいのですが、それでも尚、味わいのバランスが良く、食事との相性の良さを感じてもらえるようなビールを目標に何を造るか思案しました。その結果、レモングラス・ライムリーフと岩塩がアクセントになった爽快なゴーゼを造ることにしました。

このレシピでは、小麦を少し多めに使用し、見た目は少し霞がかったペールカラー。発酵時に爽やかな酸味を生成する酵母と少量の岩塩を加えることで適度なコクとまろ味を持たせています。

そして、厳選したホップからは白桃のような核果実系のベースになる印象を引き出しました。また、煮沸終了の直前にケトルに加えるレモングラスとコールドサイドで加えるライムリーフからは全体を引き締める清涼感と少しの青さを与えることを狙いました。仕上がりとしては優しい桃様の香りに爽やかなボタニカルさを感じ、角の取れた酸味がゴクゴクと喉の渇きを潤す、底抜けにリフレッシングな一杯になりました。
スタイル
ホッピーゴーゼ
シリーズ
探求心
ABV
5.0%
IBU
12
ガスボリューム
2.5
モルト
Pilsner, Wheat, Oat、Sour
ホップ
Sabro, Citra, Citra Cryo、Nelson Sauvin、Nelson Sauvin Cryo
酵母
Philly Sour
副原料
小麦フレーク, ぶどう糖、レモングラス、ライムリーフ、ヒマラヤ岩塩
品目
ビール