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洒落 イングリッシュビター編 (Sharaku English Bitter)

英国パブで大衆に愛される、味わい深くも何杯飲んでも飲み飽きないパブエール

【味わいの特徴】イングリッシュ・パブエールと言えば、飲みやすく、穏やかなモルトキャラクターとクリスプなフィニッシュを持ったスタイルで知られています。この洒落もライトなボディで、モルトからのトフィーやキャラメル、ビスケットのような滋味深い風味と、ホップの軽やかなスパイス感とハーブのアロマがミックスされて、なんとも快適な飲み心地を叶えています。【名前の由来】英国の庶民文化を象徴する「パブ」。そこでは、ビール片手に情報交換が行われたり、ウィットに富んだ冗談を言い合ったりと、夜な夜な洒落者たちが集い、社交に興じる。そんな中でも一目置かれる存在は、やはりとびきり皮肉を効かせた洒落を絶妙なタイミングで投げ込み、場をどっと沸かせる者だろう。そんな彼のいる日は、いつもに増してビールが進む。【醸造家の声】クラシックなパブエールは、私たちにとって特別なスタイルのひとつです。友達と一緒になって飲むのに、これ以上ない典型的なスタイルと言えるでしょう。これらのビールは、カスクやビアエンジンといった古典的な提供方法を用いられることを想定され、多くの他のスタイルよりも高めの温度、低めのガスレベルで提供されることが多いです。そんなビールにとっては厳しい環境であっても、美味しく提供さるには、味わいや飲みごたえのバランスという点で職人技が光ります。私はよく「ビールの味がするビール」と表現しますが、このパブエールこそがそういう典型的なビールです。モルトのバランスと穏やかなホップのキャラクターが絶妙な塩梅で、極めて飲みやすく、何杯飲んでも負担を感じないどころか、一層饒舌にしてくれるような味わい。このスタイルのビールで大事な点は、原料の質と醸造プロセスが明暗を分けます。

ベースモルトには、シンプソンズ社のマリスオッターを100%使用し、クリスタルモルトとフレーク状の小麦を少し加えて、ボディを強化し、カラメルやトフィーの甘さを加えています。ホップは、イーストケントゴールディングスとファグルを組み合わせ、ハーブやフローラルの香りをビールに与え、モルトの甘さとバランスを取るための穏やかな苦味を持たせています。このビールの唯一の問題点は、知らず知らずのうちにいいペースで口に運んでしまい、グラスからあっという間に消えてしまうことです。ぜひ、イギリスのパブに行ったつもりで、気の置けない友だちや家族と会話に花を咲かせながら楽しんでください。

スタイルEnglish BitterシリーズKBC2.0ABV4.5%IBU22ガスボリューム2.5モルトMarris Otter, Crystal MediumホップFuggle, East Kent Goldings酵母Windsor副原料小麦フレーク品目ビールJAN4589718741925賞味期限2025/03/18