Kyoto Brewing Co.

閏 (Uruu)

今回のリリースは、2020年において初のアメリカン酵母を使用したものであり、紛うことなくホップが主役のビールを造ることにしました。アルコール度数は6.5%、ピルスナーモルトと少量のカラピルスというシンプルなモルトレシピです。これによって今回の主役のモザイクホップの特徴がより強調されています。NEIPAやジューシーなIPAにフルーティーな香りを付けるために使われているギャラクシーとネルソンソーヴィンも、バランスをとるために加えています。通常のモザイクとCryoのモザイクを使うことによってマンゴー、松、柑橘、トロピカルフルーツなどの豊かな味わいが広がります(Cryoホップは通常のホップよりも雑味を取り除き、香りをより強くしたものです)。このビールで私たちと一緒に2020年、最高のスタートを切りましょう!

名前の由来:昨年最初に造ったIPAに”曙(あけぼの)”という名をつけました。キンと冷える冬の朝、空が明るくなってくる頃に全身で1日の始まりを感じ、力がみなぎってくる様子が最初のビールにうってつけだと感じました。そして、今年最初のIPAは”閏”で始まります。成り立ちはわからないが、立派な門に皇帝が姿を現し、4年に一度の閏年の幕開けをIPAの入ったグラスを高々と掲げ、盛大に祝う光景が見えます。皇帝は観衆に呼びかける、「さぁこの1年、共に頑張ろうじゃないか!」と。

スタイル:
アメリカンIPA
モルト:
Pilsner, Carapils
ホップ:
ビタリング - Merkur
味・アロマ - Galaxy, Nelson Sauvin, Cascade, Mosaic, Mosaic Cryo
酵母:
American Ale
ABV:
6.5%
IBU:
38
ガスボリューム (炭酸ガス含有量):
2.4